優しい愛に包まれて~イケメンとの同居生活はドキドキの連続です~
でも、そんなこと言われたら、甘えたくなるじゃない。

本当に…甘えて…いいのかな?

どこまでも私を大事にしてくれる3人に…

幸せ過ぎて、嬉しくて、泣けてきた。

『…ごめんね、巻き込んで…みんなの言葉に甘えてしまっていいのかな…でも、嬉しい。私、ペンション頑張ってもいいかな?本当に…私1人のわがままなんだけど…』

『甘えてよ…いっぱいいっぱい甘えて欲しい。結菜ちゃんの夢、叶うんだね…すごく嬉しいよ。自分のことみたいに…結菜ちゃんが決心したんなら、俺も、ちゃんと父親と向き合ってケリつける』

『うん、祥太君なら、大丈夫。お父様、絶対にわかって下さるよ。素晴らしいピアノの才能があるんだから、自信持ってね』

『結菜ちゃん…ありがとう。いつも背中押してもらってるね、俺。本当に感謝してる』

『背中押してもらってるのは、私だよ。私こそ、すごく感謝してる』

私は、笑顔で言った。

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