優しい愛に包まれて~イケメンとの同居生活はドキドキの連続です~
山崎祥太君…25歳。

一人っ子だったこともあり、お父さんの会社、日本の大企業である山崎フーズを継ぐ身だった祥太君。

だけど、大好きなピアノを諦められなくて、悩んでいた…

当たり前だよね、あんなに素晴らしい演奏が出来るんだから…

でも、とうとうお父さんとの話が、決着したみたい。

『俺、楽団を続けるよ。山崎フーズは父さんの弟、僕の叔父が継ぐことになったから。ものすごく優秀な人だから、安心だよ。父さん、今度、俺の演奏を見たいって…やっと言ってくれたんだ…』

祥太君…泣いてる。

こんな嬉しいこと無いよね。

祥太君は、楽団を続けながら、ペンションの経営にも関わってくれる。

そして、嬉しいことに、夜の食事の時には、ピアノを生演奏してくれることになったの。

有名な楽団の彼が、お客様の前でピアノを弾いてくれるなんて、本当に夢みたい。

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