優しい愛に包まれて~イケメンとの同居生活はドキドキの連続です~
そりゃそうだよね、お母さんの気持ちもわかる。

だって、我が家のダイニングテーブルには、今まで見たことないようなイケメンが3人も揃って座ってるんだから。

普通の女性なら、ドキドキしない方がおかしいかも。

『…健太の母の三井昌子といいます。趣味はカラオケ…かな。歌を習ってて、カラオケ仲間がたくさんいて、毎日、楽しくやってます。どうぞ、よろしくお願いしますね』

お母さんは、サバサバした人だ。

意地悪なわけではないけど、自分中心なところがある。

でも…私なりに、お母さんを大事にしなきゃって…

それは思ってるの。

『お母さん、ありがとうございます。次は、みんなに自己紹介してもらいたいので、じゃあ、年齢順に。まずは祥太君、お願いします』

『そっか、俺が1番年上なんだね。えと、山崎祥太24歳。気軽に祥太って呼んでくれたらいいよ。一応、楽団でピアノをやってるんで、良かったら、聴きに来て。どうぞよろしくお願いします』



< 19 / 180 >

この作品をシェア

pagetop