優しい愛に包まれて~イケメンとの同居生活はドキドキの連続です~
私は、彼の住む高層マンションのエレベーターに乗り、1階まで降りた。

そして、買い物をするために、デパートに向かった。

カーテンやベッドカバーとかも新しくしなきゃ。

スリッパも必要よね。

同居人との新しいスタートに、ほんの少しだけ、胸を踊らせている自分がいた。

だって…

同居人の中には、私よりもずっと若いイケメン君がいるから。

それも、3人も。

履歴書の写真だけで、まだ会ったことはないんだけど…


買い物に夢中になってたら、少し遅くなった。

『早く帰らなきゃ』

たくさん買い過ぎたかな…

重い荷物を持って、急いで家に戻った。

家に入ると、私は、彼の気配を消すために、すぐに着替えて、淡い香りの香水もつけた。

自分の部屋から出てキッチンに向かうところで、旦那と会った。

『なんだ帰ってたのか』

なんだ、って…

『遅くなってごめんなさい。すぐに食事の支度するね』

『今日はいい。外で食べるから』

え…

だったら、連絡してよ。

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