優しい愛に包まれて~イケメンとの同居生活はドキドキの連続です~
それから、6年後、つまりは今から1年前くらいに、私は、たまたま同級生の川崎誠君と…

出会ってしまったの。

もう、つらくて、苦しくて、悔しくて…

好きとかの感情もなかったのに…

優しく声をかけてくれた川崎君に…

体を許してしまった。

後悔なんかしていなかった。

旦那は、もう何人もの女性とこうしてるんだって…

だから、申し訳ないなんて…

今までは、思いもしなかったんだ。

なのに、どうしてだろ。

今は、川崎君に会いたいとは思わなかった。

私…自分の感情がわからない。

今、目の前にいる、旦那と智華ちゃんに対する気持ちは嫉妬なの?

そう言う気持ちが1ミリもないのか?って言われたら…それもよくわからない。

祥太君や颯君の言葉が胸に引っかかっているのも…

確かだった…

なんなんだろ、私。

自分が自分で、こんなにもわからなくなるなんて…


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