優しい愛に包まれて~イケメンとの同居生活はドキドキの連続です~
優しい3人。

祥太君も、文都君も、颯君も…

ドキドキさせられっぱなしだけど、でも、同居を始めて、私は大きく変われた…

みんなのおかげだよ、ありがとう…


夜になると、みんな帰って来て、順番にお風呂に入ったり、リビングにいたり、部屋にこもったり、それぞれ好きに過ごす。

旦那と3人の男子達は、2階のお風呂を。

女性陣は、1階のお風呂を使っている。

ビールや、ワインセラーのワインをあけて、飲んでもらうのも自由にしていた。

未成年のひなこちゃんは、ジュースだけど。

今、リビングには、ひなこちゃんがいる。

食事を終えて帰って来て、ゆっくりくつろいでいた。

何か食べていたから、見てみたら、文都君からもらったクッキーだった。

『大家さん、このクッキー美味しいですね』

『あ、これは…』

『え?どうしたんですか?』

『ごめん…これは、私の…』

『これ、大家さんのクッキー?』

そう言って、ひなこちゃんは、クスクス笑った。
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