優しい愛に包まれて~イケメンとの同居生活はドキドキの連続です~
新たな出会い
ベッドカバーやスリッパも新しい物を用意し、5人の部屋をそれぞれコーディネートして、後はいよいよ同居人を迎えるだけになった。

準備は、全て整った。

ドキドキしながら、私は、その日を待った。


今日は、いよいよ、みんなが来る日。

晴れて良かった。

バス停から別荘までは、徒歩約5分。

多めの荷物だろうから、メールのやり取りをしながら、到着前に、バス停まで迎えに行くようにした。

1番に到着したのは、女の子。

矢野ひなこちゃん、19歳。

近くの大学に通う学生さん。

とっても可愛い。

『こんにちは、矢野ひなこちゃんね』

そのバス停で降りたのが1人だったから、すぐにわかった。

『お世話になります。よろしくお願いします』

とっても礼儀正しい感じで、良い印象を受けた。

私は、ひなこちゃんの荷物を半分持って、別荘まで案内した。

『うわぁ、素敵なお家ですね!こんなところに住めるなんて、すごく嬉しいです』

とても喜んでくれて、素直に嬉しかった。

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