優しい愛に包まれて~イケメンとの同居生活はドキドキの連続です~
『いやだ、恥ずかしい』

『恥ずかしくなんかないよ。結菜ちゃん、いっつも笑顔でさ。別荘のこと、本当に大事にしてるんだって思って。だんだん、俺もここに住みたいって思うようになったんだ。同居人に決まったってメールが入った時は、本当にすごく嬉しかった…』

私が、別荘を大事にしたい気持ちをわかってくれてたんだ…

伝わって嬉しい。

本当に…

パパの大事にしてた別荘を引き継ぐ決断をした、ワクワクと同時に感じたちょっと不安な気持ちまで、祥太君にわかってもらえてた気がして…

『祥太君、ありがとう…』

『…自分がいろいろ悩んでたからさ、結菜ちゃんの笑顔とか、前向きな姿に、元気と勇気をもらってた。だから…自然に…結菜ちゃんのこと、好きになってたんだ。当たり前のように…』

『そんな…』

『さっき、私なんてって言ったけど、そんな風に思う必要ないよ。だって…本当にあなたは、誰よりも素敵だから』



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