優しい愛に包まれて~イケメンとの同居生活はドキドキの連続です~
みんな、それぞれに忙しい毎日を送っていた。

そうそう、お母さんも、たまに外で気の合う男性と会ってるようで…

ウキウキしている。

元気ならば、それで良かった。

私は…

最近、あまり元気が無かった。

気のせいか、たまに、誰かの影を感じて…

ストーカー?

こんな私に付きまとう人なんて、いないよね。

ある日、私は買い物帰りに、たまに感じる影に怯えて歩いていた。

『怖い…』

私は、小走りで門を入った。

庭には、休日の祥太君と、文都君がいた。

2人でイスに座ってる。

私は、ホッとして、2人に近づいて行った。

その時、門が激しく開いた。

『結菜!!』

え?

びっくりした。

『川崎君!』

『結菜ちゃん!』

2人が私を守るように前に立ってくれた。

『結菜…俺、やっぱりお前を忘れられないんだよ。俺にはお前しかいないんだ。頼むよ、また2人で愛し合おう、俺を捨てないでくれよ』

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