Campus Love~学内恋愛~
でも、ユウキは、憧れではなく、誰にも止められないぐらい美希にひかれている自分に気づいていたし、今日はまだいっしょにいたいという思いが、そんなちっぽけな戸惑いをすぐに打ち消した。
「うん、いいよ。何もないけど、美希が来たいなら、おいでよ」。
本当はめちゃくちゃうれしいくせに、美希にはちょっとそっけない返事をした。
電車に揺られて20分、駅に着いた二人は、ゆっくりとユウキの家を目指し始めた。
手をつなぐこともなく、微妙な距離を保ちながら、並んで歩く二人。
ユウキの方は、やっぱり男だから、家に着いたあとのことを期待してしまう。
「うん、いいよ。何もないけど、美希が来たいなら、おいでよ」。
本当はめちゃくちゃうれしいくせに、美希にはちょっとそっけない返事をした。
電車に揺られて20分、駅に着いた二人は、ゆっくりとユウキの家を目指し始めた。
手をつなぐこともなく、微妙な距離を保ちながら、並んで歩く二人。
ユウキの方は、やっぱり男だから、家に着いたあとのことを期待してしまう。