Campus Love～学内恋愛～

だが、その日を境に、リカの態度が急変した。



つきあってからは、お店の営業メールなんか絶対に出してこなかったのに、店に来てほしい、指名してほしいの連発。



電話ではそっけないし、自分のマンションの家賃を払ってほしいだの、高価なブランド品やパソコンなどを買ってほしいだの、普通のキャバ嬢に逆戻り。



ユウキは、そんなリカのことをはじめは静観していたが、さすがにしつこいので、メールも返さずに、しばらく無視していた。



ある休日の午後、ユウキと美希と美優は、郊外の大きなショッピングモールに買い物に出かけた。



ユウキは、買い物を美希にまかせ、美優といっしょに一階の正面玄関の近くにある休憩所で美希を待っていた。



ユウキがタバコを吸っていると、リカから久々にメールが来た。



件名：さようなら
本文：もうあたしたちダメだよね。
別れよう。
もう電話もメールもしないでください。
バイバイ。
リカ