Campus Love~学内恋愛~
キャバクラ嬢
「お名前は?」
サラに見とれていたユウキはハッと我に返り、「あっ、ああ、水崎」。
「水崎さん、今日は? このお店は初めてですか?」。
「いや、3回目くらいかな? 横にいる栗原さんといっしょに来たんだけど」。
「あー、栗原さんは、見たことあるかも。お仕事は何をやっているんですか?」。
「Y大学で先生やってます」。
「えー、Y大学の先生!! 私、大学の先生って、もっと年の人ばかりだと思ってた。へぇ~、すごーい」。
「ぜんぜんすごくないよー。去年まで、東京の大学にいたんだけど、母校のY大学に戻ってくることになって。左遷だよ、左遷」。
「えー、うらやましい、東京にいたんだ。私、東京に憧れてるの。いつか東京で働きたいし、住みたいと思ってて」。
サラの言葉使いも、敬語じゃなく、少しずつタメ語まじりになってきた。
サラに見とれていたユウキはハッと我に返り、「あっ、ああ、水崎」。
「水崎さん、今日は? このお店は初めてですか?」。
「いや、3回目くらいかな? 横にいる栗原さんといっしょに来たんだけど」。
「あー、栗原さんは、見たことあるかも。お仕事は何をやっているんですか?」。
「Y大学で先生やってます」。
「えー、Y大学の先生!! 私、大学の先生って、もっと年の人ばかりだと思ってた。へぇ~、すごーい」。
「ぜんぜんすごくないよー。去年まで、東京の大学にいたんだけど、母校のY大学に戻ってくることになって。左遷だよ、左遷」。
「えー、うらやましい、東京にいたんだ。私、東京に憧れてるの。いつか東京で働きたいし、住みたいと思ってて」。
サラの言葉使いも、敬語じゃなく、少しずつタメ語まじりになってきた。