高校生

紹介

最後の授業が終わり、帰宅部のおれは秀樹と一緒に今日も下校する。
秀樹｢和也はテストの結果どうだった？｣
和也｢学年で70位。普通だな～。秀樹はどう？｣
秀樹｢近いな！おれ68位だよ。和美と一緒に勉強したからな～。｣
和也｢いいよな～。秀樹は彼女がいてさ。デートとかしてみたいよな～。紹介できる子いないの？｣
秀樹｢うーん、オレの幼なじみぐらいだな。｣
和也｢紹介できる子いるの！？何その子かわいい？｣
秀樹｢かわいいんじゃない？何でも知ってるからオレは嫌だけどね。｣
和也｢マジで！？その子紹介してよ！お願い。｣
秀樹｢まぁ、あっちにも聞いてみないとな。｣
和也｢頼むよ！期待してるよ～、秀樹。｣
秀樹に手を振り、自宅へ向かう。自然と足が弾む。家に帰っても、出かけるとこもないのに鏡を前にワックスで髪を決めてみる。