この結婚の行方は・・

早く仕事が片付き
マンションに戻るが

穂乃華は、帰ってなかった。

まあ、嫌、いや、ながら着た
ウェディングドレス姿も
綺麗だった。
本人には、告げる事はないが・・


しばらくすると
玄関で声がきこえる。

穂乃華と穂乃華の恋人だと
わかった。

愛してると繰り返し、告げる恋人に
穂乃華も丁寧に答えていた。

俺と話すときと大違いの
穂乃華の優しい声
恋人を愛してやまない甘い声に

なぜか、俺の中に苛立ちがあった
俺には、季織がいるのに・・
季織が、大切で仕方ないのに・・・

穂乃華は、リビングに来ることなく
自分の部屋に入ったようだった。

俺は・・・
どうかしている・・・
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