この結婚の行方は・・
G**決着
穂乃華が安田邸に到着すると
やつれた?顔の祐而と安東
おじいちゃまと赤木さん
おばあちゃまと甲斐さんがいて。
奥に安田会長が座っていた。
私は、おばあちゃまと赤木さん甲斐さんと
少しだけ話して
おじいちゃまとは、目をあわせて
微笑んだ。
「会長、本日はどのような?」
と、祐而が声をかけるが・・
会長は、
「穂乃華さん、済まなかった。
そして、葉梛さんにも心配かけてしまって。」
と、頭を下げた。
私は、
「いえ、私は・・・」
と、言うと
「本当に。
私の大事な孫娘を巻き込んで。」
と、言うおばあちゃまに
「そう言うな。」
と、おじいちゃま。
「だがな、祐而君
君が、穂乃華に言った言葉に
わしは憤慨しておるよ。」
と、急に自分にふられて
びっくりする祐而は・・
「・・私‥が・・ですか?」
「君は、穂乃華の大切な病院を
潰すと脅したらしいな。
穂乃華の後ろには、ワシがおる
随分わしもなめられたものじゃのう
晃二郎。」
「宗一郎、すまない。
本当に申し訳ない。
こいつをそんな風にしか
育てられなくて。」
「・・かいっ、会長!!」
と、焦る祐而に
「お前は、その上
穂乃華さんの大好きな葉梛さんの事まで
あげて、バカなやつだ。」
と、安田会長。
「なんなの?私の事とは?」
と、おばあちゃま。
すると、おじいちゃまが
「穂乃華が、祐而君の話を聞き入れないなら
穂乃華の大切な人がいる病院を潰し
穂乃華の大切なお前・葉梛に
償ってもらうと脅したそうだ。」
と、言われて
祐而は、若干青くなっていたが
安田家の方が、格上なのだから
と、思っているようで
慌てる事はなかった。