この結婚の行方は・・
そんな······私·······
古河 穂乃華 (こが ほのか)27才
古河財閥の一人娘
身長 170センチ
我ながら顔立ちも
両親の良い所を受け、整っていると思う。
実は私も医師をやっていて
担当は、小児科である。
尚ちゃんが経営している
相澤総合病院に勤務している。
もちろん丈太郎も一緒。
帰宅してから
おばあちゃまに連絡をした。
すると、甲斐さんが出て
「甲斐さん?穂乃華です。
おばあちゃま、おかわりない?」
「穂乃華様、
彩乃様(おばあちゃま)の体調は、
安定されております。」
「話しても大丈夫?」
「はい、穂乃華様からのお電話を
毎日、楽しみにされております。
お代り致します。」
と、言われ
おばあちゃまと、いろんな話をした。
だが、今日の話はしなかった。
古河を軽んじている
安田家の事で
おばあちゃまを傷つけたくなかった。
おばあちゃまとの電話を切ると
丈太郎から電話がかかった。
丈太郎には、安田家からの話も
安田家からの今夜の呼び出しの
話しもしていた・・・
「穂乃華、帰ったの?」
「うん、丈太郎勤務は?」
「今、休憩中だよ。」
「何事もなく終わるといいね」
「そうだね。穂乃華・・好きだよ。」
「うん?どうしたの?やきもち?」
「そりゃ、穂乃華は誰にも渡さない
‥‥渡したくない。」
「うふふっ、大丈夫だよ。
私も丈太郎が、大好きなんだから。」
と、話していると
丈太郎のピッチがなったので
「頑張ってね。」
と、言って電話を切った。