シンデレラはサンタを信じた
『お前はどうなの?』


『あー俺?』


桐谷が俺に質問してきた。


『俺が信じてると思うか?』


俺は笑いながらそう聞いた。
桐谷は苦笑いをしながら俺にこう言った。

『お前が信じてるわけないだろ』


俺は返事をせず苦笑いを返した。

お互いの教室へと帰って行った。
教室に行くと灰原は女友達と笑い合っていた。


俺が席に着くとちょこんと隣に灰原が座ってきた。

笑顔で俺の顔を覗き込み何か言いたそうな顔をして俺を見てきた。


『チャイムなる前に聞きたいことありまーす』

『ん?なんだよ』


ーキンコンカンコン


『あ、チャイムなったから後で聞くね』


『了解』

気になるところでチャイムがなった。
< 7 / 7 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop