私だけの甘い狼
それから鷹斗くんと神子ちゃんとは、別れて星斗くんと2人になった。



「てか家に連絡したの?遅くなるってお前に言ったの母さん達に伝えるためだったんだけど」




あっ!


「ごめんなさい。連絡するの忘れてて」



「まぁいいよ。そんなとこだろうと思って俺がしといたし。けど心配性なとこあるからあの人達」



「そうなんですね。ありがとうございます。以後気おつけますね!」




それから無言になってしまった。


何か話題!そうだ!


「バスケかっこよかったね!すごく点を決めててバスケのことはわからないけどとにかくかっこよかった!!」



「お前。敬語とタメ語どっちかにしろよ。まぁありがとう。でもさなんか違うんだよな…」




違う?いつもより顔が暗い。なにかあったのか。
わからないし今は、気軽雰囲気じゃない。


ただ歩いていると家に着いた。

「ただいまー」



「おかえり!!星斗!バスケ楽しかった?」




「あぁー普通。じゃあ俺部屋にいるから」



星さんにそう言うと部屋に行ってしまった。




「星斗。ごめんねー美希ちゃん。」



「いいえ。星斗くん何かに悩んでるんですかね?それか何か不満があるとか?」




「どうだろうね。さぁ!もうすぐで夕食よ!」



星斗くん…



まだここに来て少ししか経ってない。



けど少しは、知れたよ?



何を思ってるんだろう…
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