転生に失敗した俺!!
その頃、森を抜けた先にあるとある町、商人達の物売り声や子供達が走り回っている穏やかな町、「リーヴェン」。
この町の中にある女神を祭っている白い修道院。
とある女の子が走って修道院に駆け込んできた。
「シスターアルバ!!!」
ガタンと扉を開け汗をかきながらシスターアルバに駆け寄る。
「なんですかぁ!騒々しい。シスター足るものいつも落ち着きを持ちなさいとあれほど言っているでしょう、シスターアーシャ。」
「も、申し訳ありません。…ではなく大変なのです!シスターアルバ!!"大楼樹の森"に人がいたのです!!しかも裸で!!」
「な、なんですって!?そんなまさか、あの森は私達、聖母神ルーの加護を受けているシスターと限られた教祖様しか入れないはずです!見間違いでは無いのですか?」
「見間違いではありません!!聖母ルー様に誓い、このアーシャ嘘偽りなくここに宣言致します!」
シスターアルバは肩息をついて落ち着いて喋り始めた。
「分かりました…して、シスターアーシャ、その人は森のどこで見たのですか?」
「確かあそこは、湖の近くの脇道辺りだったような気がします。」
シスターアルバは驚きながらシスターアーシャの肩を両手で掴んだ
「なんて事!!シスターアーシャ、なぜその人を連れてこなかったのですか!!あなたも知っているはずです、あの湖には…」
シスターアーシャは泣きながらアルバにもたれ掛かる
「そんな事を言われてもその人裸だったんですよー!!男性ですよ!男の裸ですよー!!私初めて見てしまい気が動転してそれどころじゃなかったんですよー!!」
「何を意気地無いこと言っているのですか!男性の裸くらいで泣きすぎです!所詮下にキノコが一個生えただけの存在です!!それよりも至急教祖様と冒険者協会に連絡をとりその男性を助けにいかなければ…シスターアーシャ準備をしてシスター全員を直ちに召集させてください。」
「あ、あ、はい!畏まりましたー!!」
その頃、森にて…
「まずい、非常にまずい、俺のフルティーンが完璧な状態でさらけ出されている。まずはこのパーフェクトフルティーンをなんとか隠さなければ…」
あたりで使えそうな草や木を探そう。
ちょうどいいところにフルティーンを隠せれるサイズの葉っぱがあった。
まぁ正直行って自分のティーンはそんな立派な物じゃないが…
「しかし、参った、絶対あの女の子、俺の事変態だと勘違いしたよなー…正直この格好もキ○キ○おやじにしか見えない。」
下しか装着出来ていないと言うのも恥ずかしいから上もなにか装着出来るものは無いかと探していたら大きな湖があった。
「湖!!広ー!!よかったー汗とか泥で汚くなってたし綺麗に洗い流すかー」
勢いよく助走をつけ湖にダイブ。
「ヒャッホー、冷たくて気持ちー、生き返るわー、あ、もう死んでるのか…」
水中に背中を向けて浮かびながら空を眺める
生きていた頃の事を思い出していた。
父さんや母さんに妹、俺が死んだと知ってどういう顔してるんだろうか…泣いてんのかな…
いや、もしかしたら正々してるかもな、働かず家で引きこもりゲーム、アニメ、マンガ三昧、まぁ俺の保険と部屋にある物売れば少しは金になんだろ。
「ただ欲を言うと生き返ってイケメンのリア充になりたかった、まさかあんな死に方で地獄行きとは…終いには転生して魔王目指して殺されろって…どんなゲームだよ…」
ん?…待て、魔王目指すって、え?じゃあ今この世界に魔王がいないって事じゃないの?
…………あれー、じゃあ別に俺このまま平穏に暮らしてればいいじゃん!!
でも、待てよ、そうなるとどうなんだ、こっちの世界にはゲームやアニメなんか、ましてやマンガも無いだろうし…この森に暮らすにしてもこんな格好は嫌だし、せめてやっぱ住むならキレイな町に住みたいなー
などとこれからの人生計画について考えていたら湖の底から大きな物陰が来ていた
この町の中にある女神を祭っている白い修道院。
とある女の子が走って修道院に駆け込んできた。
「シスターアルバ!!!」
ガタンと扉を開け汗をかきながらシスターアルバに駆け寄る。
「なんですかぁ!騒々しい。シスター足るものいつも落ち着きを持ちなさいとあれほど言っているでしょう、シスターアーシャ。」
「も、申し訳ありません。…ではなく大変なのです!シスターアルバ!!"大楼樹の森"に人がいたのです!!しかも裸で!!」
「な、なんですって!?そんなまさか、あの森は私達、聖母神ルーの加護を受けているシスターと限られた教祖様しか入れないはずです!見間違いでは無いのですか?」
「見間違いではありません!!聖母ルー様に誓い、このアーシャ嘘偽りなくここに宣言致します!」
シスターアルバは肩息をついて落ち着いて喋り始めた。
「分かりました…して、シスターアーシャ、その人は森のどこで見たのですか?」
「確かあそこは、湖の近くの脇道辺りだったような気がします。」
シスターアルバは驚きながらシスターアーシャの肩を両手で掴んだ
「なんて事!!シスターアーシャ、なぜその人を連れてこなかったのですか!!あなたも知っているはずです、あの湖には…」
シスターアーシャは泣きながらアルバにもたれ掛かる
「そんな事を言われてもその人裸だったんですよー!!男性ですよ!男の裸ですよー!!私初めて見てしまい気が動転してそれどころじゃなかったんですよー!!」
「何を意気地無いこと言っているのですか!男性の裸くらいで泣きすぎです!所詮下にキノコが一個生えただけの存在です!!それよりも至急教祖様と冒険者協会に連絡をとりその男性を助けにいかなければ…シスターアーシャ準備をしてシスター全員を直ちに召集させてください。」
「あ、あ、はい!畏まりましたー!!」
その頃、森にて…
「まずい、非常にまずい、俺のフルティーンが完璧な状態でさらけ出されている。まずはこのパーフェクトフルティーンをなんとか隠さなければ…」
あたりで使えそうな草や木を探そう。
ちょうどいいところにフルティーンを隠せれるサイズの葉っぱがあった。
まぁ正直行って自分のティーンはそんな立派な物じゃないが…
「しかし、参った、絶対あの女の子、俺の事変態だと勘違いしたよなー…正直この格好もキ○キ○おやじにしか見えない。」
下しか装着出来ていないと言うのも恥ずかしいから上もなにか装着出来るものは無いかと探していたら大きな湖があった。
「湖!!広ー!!よかったー汗とか泥で汚くなってたし綺麗に洗い流すかー」
勢いよく助走をつけ湖にダイブ。
「ヒャッホー、冷たくて気持ちー、生き返るわー、あ、もう死んでるのか…」
水中に背中を向けて浮かびながら空を眺める
生きていた頃の事を思い出していた。
父さんや母さんに妹、俺が死んだと知ってどういう顔してるんだろうか…泣いてんのかな…
いや、もしかしたら正々してるかもな、働かず家で引きこもりゲーム、アニメ、マンガ三昧、まぁ俺の保険と部屋にある物売れば少しは金になんだろ。
「ただ欲を言うと生き返ってイケメンのリア充になりたかった、まさかあんな死に方で地獄行きとは…終いには転生して魔王目指して殺されろって…どんなゲームだよ…」
ん?…待て、魔王目指すって、え?じゃあ今この世界に魔王がいないって事じゃないの?
…………あれー、じゃあ別に俺このまま平穏に暮らしてればいいじゃん!!
でも、待てよ、そうなるとどうなんだ、こっちの世界にはゲームやアニメなんか、ましてやマンガも無いだろうし…この森に暮らすにしてもこんな格好は嫌だし、せめてやっぱ住むならキレイな町に住みたいなー
などとこれからの人生計画について考えていたら湖の底から大きな物陰が来ていた