"好き"なんて言えない
いつの間にか腰に回された腕は意図も簡単に私の事を引寄せて

?「そんなに信じれねぇならキスでもしちゃおうか」
ニヤリと笑う彼は私の味方なのか敵なのか...

男「はぁ?園田理苑...?お前、特定の女作らねぇんじゃ?!」

理「わりぃかよ?姫と付き合っちゃ」
余裕があって自信満々の笑みに少し怖くなるけど

菜「リオくん行こっ//」
話したこともない理苑って人をあえてあだ名で呼んでみて腕を引いてみる

理「ああ、行こうか。なな」
皆がそう呼んでいるのを知っているかのように当たり前に"なな"と呼んだのはたまたま何だろうか


とにかく、今は彼氏の振りをしてくれた彼に感謝しつつその場を離れる

少し行った所で急に後ろに引っ張られる
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