"好き"なんて言えない
理「どうしてそう思うんだ?」
リオくんは平然を装いながら言う

燈「ななちゃんがお前なんかと付き合うわけねぇから...ってのと、そうであって欲しいって願望?」
理「残念だったな。コイツは俺に惚れてるけど?な?」

腰に腕を回して私を引き寄せる
ッッ////

私はこういうことに慣れてないのにっ
顔が赤くなるのが分かる

燈「じゃあ、理苑も本気なの?」
何か見透かしたように言う

理「本気じゃわりぃかよ...」
ニヤッと勝ち誇ったような笑み

嘘だとわかってるのにときめいちゃうのは私の恋愛経験がないせい?

燈「帰る...」
少し沈んだ燈也くん

「ごめんね、燈也くん。私がリオくんを取っちゃって寂しいんでしょ?」
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