"好き"なんて言えない
それから朝は四人で、帰りは三人でって事が多くなっていった

学園では瞬く間に私とリオくんの関係は広まって告白されることは本当に減った

そんなある日、先輩から呼び出される

「な、なんですか?」
来てみたら相手は大勢いる

女「ねぇ、理苑と別れてよ」
「え?」
女「私達さいつも遊んでもらってたんだけど、今はななが居るからムリなんて言い出して迷惑してんのよね」

「そうなんですか...でも、リオくんは遊びに行きたくないからそうやって言うんじゃないですか?」
女「は?生意気ね。ムカつく」
女「調子乗っちゃってさ~」

本当のことを言ったつもりが怒らせたみたい

「私は別に遊んでも干渉しないのでリオくんと話し合って貰えれば」
< 28 / 108 >

この作品をシェア

pagetop