"好き"なんて言えない
気が付けばよく分からない質問をしてた

確かに私も彼もお互いを好きになったり干渉したりする筈がない、それはこれからもずっと...


ずっと...

色々考えている内に気持ち悪くなってきた
何だろ、この胸のざわつき

理「どうした?」
「分かんない...保健室行ってくる」

ヒョイ?
気づくと持ち上げられている身体

「えっ?」
理「一応俺の彼女だしな。それに、いくら俺でも病人を放っておくほど冷たくねぇよ」

少し照れるように笑う彼は私から目を反らした

「ありがとう、でも恥ずかしいから降ろしてくれない?///」

そう、廊下へ出れば注目の的なのだから

理「丁度良いじゃん?俺らの関係見せつけとこうぜ」
< 7 / 108 >

この作品をシェア

pagetop