"好き"なんて言えない

楽しそうに笑う彼はコロコロと表情が変わる

「そういうことにしとく」
素直じゃない私は恥ずかしくて視線を反らした


保健室でベッドを借りて休めばすぐに体調は良くなった

授業も終わったみたいだし帰ろうかな...
「先生、ありがとうございました」
先「ええ。無理はしないようにね？彼、凄いでしょ？//」

何て顔を赤らめるけど全然意味が伝わってこない

理「変なこと吹き込むなよ、ｾﾝｾ。ななは俺の彼女なんだよ」
いつの間に来たのやら彼はﾆﾔｯとして私を抱き締める

先「え？そうなの？じゃあ「まぁまた今度教えてやるよ。じゃあな」

何か言いたげな先生の言葉を遮って言うと私を連れて保健室から出ていく