佐藤くんはゆるい
この咳を境に佐藤くんが近づいた。

「美帆!背中撫でるぞ!深呼吸して!」


背中を撫でてもらい呼吸が少し楽になる

けど震えが止まらない

「ハァ…佐藤くんごめんね…
ごめんね…ごめっ………ハァハァ…」

「美帆は謝らないで…お願いだから。
それに、今喋ったらダメ…
呼吸落ち着いてきたからもっと
キツくなっちゃう」

「うん…ごめっ…」
< 111 / 287 >

この作品をシェア

pagetop