佐藤くんはゆるい
彗がそう言った。

「ううん…大丈夫」

そう言って彗の方を見るとさっき彗と

喋っていた女の人たちがこっちを見ていた。

その視線が少し怖く私はすぐに接客へ

戻る。

これで午前の接客は最後かな?休憩だし…

と、思っていたら早速呼ばれたのでお客さん

の元へ向かう。

呼ばれたテーブルに座っていたのは…

あの時のナンパの男二人組で

「え…」

確かに私もあの人達を逮捕すると警察から

いわれ、そこまで重大にしたくなくて私は

大丈夫ですよ。と言った。



< 149 / 287 >

この作品をシェア

pagetop