佐藤くんはゆるい
私からは大粒の涙が両目から溢れるように

落ちる。

「そっか…。そうだよね、クラスの人気者で
友達が絶えない"佐藤くん"となんて私は
付き合う訳ないよね…
みんなからモテモテな中村くんと喋る訳ない
よね「美帆!「高橋さん!?
幸せな夢だったんだよね…そうだよ…」

途中で中村くんと彗…"佐藤くん"

の声が聞こえてきたけど無視するように

話し続けた。

「みんなの言う通りだね…
こんな私なんかとクラスのトップ3の人気者
の男の子2人と喋ることなんておかしいんだ
「美帆!やめろ!そんなこと言うな!
"高橋さん"って呼んでもらえるだけで
良い方だよね」
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