佐藤くんはゆるい
ありがとうございましたと言い

彗と帰る。私の手には瀬戸さんからの

ブランケットと診断書がある。

「美帆?3人で話してたこと聞きたい?」

ふと、彗が言った。

「もちろん!聞きたいよ!」

「このブランケット貰ったんでしょ?」

「うん、これすっごい私の好きな感じで
モコモコだし気に入ってるの!
瀬戸さんが私のために買ってくれた
みたいで。遠慮したんですけど命令って
言われて貰っちゃった。」

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