佐藤くんはゆるい
「それに…クラスの女子全員と美帆1人って
立場考えろよ!」

「彗…もういいよ。ありがと。
私が体冷やすのが悪いんだよ。
それに…みんなの言ってる事わかるから…」

「高橋さんは謝らなくていいのですよ。
あなたは何も悪くありません」

「え?」

「校長先生…」

教室の入り口の前に校長先生が立っていて

みんながシーンと静まる。

「あなた達は高橋さんの事が心配では
ないのですか?」

「それは…」
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