佐藤くんはゆるい
「え…?高橋さん…?」
「ごめっ…ハァハァ…さとー…くん…。
腕…掴んだから…さとーくんハァ怖くて…
ごめっ…ごめん…」
「さとーくんは…ハァ…怖くないってわかって
わかってる…だけど…ゴホッゴホッ」
高橋さんはそう言ってからずっと"ごめん"
って何度も謝り続けた。
「高橋さん背中さすらせて?俺、親戚が医者
やってて過呼吸の対応とか慣れてるの。
背中さすった方が落ち着くから?ね?
背中触れるよ〜?」
「それから彗。高橋さんに声かけてあげて。
声聞くと震えとか彗に対する
いっときの怯えも消えるから」
「ごめっ…ハァハァ…さとー…くん…。
腕…掴んだから…さとーくんハァ怖くて…
ごめっ…ごめん…」
「さとーくんは…ハァ…怖くないってわかって
わかってる…だけど…ゴホッゴホッ」
高橋さんはそう言ってからずっと"ごめん"
って何度も謝り続けた。
「高橋さん背中さすらせて?俺、親戚が医者
やってて過呼吸の対応とか慣れてるの。
背中さすった方が落ち着くから?ね?
背中触れるよ〜?」
「それから彗。高橋さんに声かけてあげて。
声聞くと震えとか彗に対する
いっときの怯えも消えるから」