佐藤くんはゆるい


「それに?」


「佐藤くん、いつも寝てて先生が注意してる
から…」


「あー、なるほど。だから知ってたって事」


「そ、そう。」


「じゃあ、自己紹介しよう」


「へっ!?」


あまりにびっくりして、声が裏返ってしまった

佐藤くんはフフッと口を手で押さえながら笑い


「はい、じゃー高橋さんからよろしく」


「え、えーっと。高橋美帆です…」


「え、終わり?他に無いのー?」

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