佐藤くんはゆるい
「これを見せたかったんだ。悠一と2人きり
になれた人が見せよって決めたんだ」

だからか…3人で行かなかった理由は…

「ありがとう!佐藤くん」

私はずっと綺麗〜と言いながら

イルミネーションを見つめていた。

もう少しで観覧車が元の位置に戻る。

すると、急に視界が揺れた。

私の肩と手は佐藤くんの腕で掴まれていた。

その力が以外に強く少し怖くなった。
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