元姫と隠された真実Ⅱ



「どうしてって、何が?」


「なんで、私を助けてくれたの・・・?」


「・・・忘れちゃった?」


「え・・・・・・?」


私は、前紅龍の姫を明日香と一緒にやってた時の話。


『私ね・・・、紅龍の姫になったことでクラスの皆から少しだけいじめられてるの・・・。』


『そうなの・・・?それだったら、また明日香がいじめられたなら私が助けてあげる!』


『本当・・・?』


『うんっ。約束だよ!』


そんな会話をしていた。


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