元姫と隠された真実Ⅱ



「おまえっ・・・!」


俺は、沙羅につかみかかって行った。


「なんで、何で兄貴を殺したんだよ!?」


「ごめんなさい・・・。」


「兄貴は、俺にとって光だった!なのに、どうして・・・!」


「雅は、私にとっても光だった。」


は・・・・・・?


「それならどうして・・・っ!」


「ごめんなさい・・・っ。」


沙羅は、泣きながら謝って倉庫から出て行った。


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