元姫と隠された真実Ⅱ



「井高翔。沙羅と涼以外は話しかけんな。」


「三日月俊介。右に同じ。」


「宮城愛莉。右に同じ。」


ちょいちょい・・・。


「沙羅、あいつら知り合いか?」


透馬が聞いてきた。


その時、私に気付いた3人が目を光らせて来た。


「「「沙羅~っ!」」」


「皆~、何で!?」


「いやー、ちょっとさ、紅龍の奴らがなんかしそうだったから来たんだけどさ、もう手遅れだよね・・・。」


そっか。


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