黒蝶
あの日を最後に、お母さんに会うことは無かった。

そして私は、中々帰らないお母さんを探しに出かけたところを警察に保護された。

引き取ってくれる親戚もいない私は、施設に入れられた。

そしてあと1ヶ月で高校生になる今、私を引き取りたいという人が来たらしい。

その人はお父さんのお兄ちゃんで、私が施設に入った頃は海外にいて私が施設に入ったことすら知らなかったみたい。

もしかしたらお母さんの事が何かわかるかも。

そう思った私は、その人に引き取られる事にした。

< 2 / 3 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop