早熟夫婦〜本日、極甘社長の妻となりました〜
瑠莉も私と友達になった頃から尚くんのことは知っていて、一緒に遊んだときも何回かあるので、私たちの関係についてもよくわかってくれているのだ。
「健全な男女が一緒に暮らしてるのに、身体の関係はなんにもないみたいだし」
しかし、続けられたストレートな発言には動揺してしまい、飲み始めていたフラペチーノが「んぐ」と喉に詰まった。
むせる私に構わず、彼女は真剣な表情で頬杖をつき、ぶつぶつと呟く。
「久礼さん、どうやって性欲処理してるんだろ。どこかで抜かないと溜まりっぱなしになっちゃうよね」
「瑠莉さん、ここ学校……」
あまりにもきわどい内容に、私はいたたまれなくて両手で顔を覆った。このお色気お姉様は、ほんと開けっ広げなんだから。
こういう手の話に慣れていなくて縮こまってしまうけれど、彼女はいたって真面目に考えているらしい。
「だって気にならない? あの彼のことだから不倫はないとしても、風俗とか行かれてたら嫌でしょ」
「ま……まあ、確かに」
向かい側から顔を覗き込んでくる瑠莉の言葉で、新たな不安がにょきっと芽を出す。
「健全な男女が一緒に暮らしてるのに、身体の関係はなんにもないみたいだし」
しかし、続けられたストレートな発言には動揺してしまい、飲み始めていたフラペチーノが「んぐ」と喉に詰まった。
むせる私に構わず、彼女は真剣な表情で頬杖をつき、ぶつぶつと呟く。
「久礼さん、どうやって性欲処理してるんだろ。どこかで抜かないと溜まりっぱなしになっちゃうよね」
「瑠莉さん、ここ学校……」
あまりにもきわどい内容に、私はいたたまれなくて両手で顔を覆った。このお色気お姉様は、ほんと開けっ広げなんだから。
こういう手の話に慣れていなくて縮こまってしまうけれど、彼女はいたって真面目に考えているらしい。
「だって気にならない? あの彼のことだから不倫はないとしても、風俗とか行かれてたら嫌でしょ」
「ま……まあ、確かに」
向かい側から顔を覗き込んでくる瑠莉の言葉で、新たな不安がにょきっと芽を出す。