CANDY
頭の中で警鐘が、がぁんと大きな音を立てた。気がした。
「うん、ありがとう」
俺は言葉を返す。
彼女が安心したように少し微笑んだ。
やはり、俺にくれる為に彼女は飴を買っているのだ。
「ただ」
彼女が袋から飴を出そうとした時、俺の口はまた動いた。ただ。
「今日は、こっちの飴を」
何の冗談だ!
頭の冷静な部分で俺はそう叫んだが、躰は凶悪なものに支配されていた。
俺の右手は彼女の胸に伸び、白いブラウスの上からその先端に触れ、そこをさながら飴のようにしゃぶろうと、腰を浮かせ頭を近づける。
「うん、ありがとう」
俺は言葉を返す。
彼女が安心したように少し微笑んだ。
やはり、俺にくれる為に彼女は飴を買っているのだ。
「ただ」
彼女が袋から飴を出そうとした時、俺の口はまた動いた。ただ。
「今日は、こっちの飴を」
何の冗談だ!
頭の冷静な部分で俺はそう叫んだが、躰は凶悪なものに支配されていた。
俺の右手は彼女の胸に伸び、白いブラウスの上からその先端に触れ、そこをさながら飴のようにしゃぶろうと、腰を浮かせ頭を近づける。