1億のキス 【LOVE♡ドロップス企画参加作品】
こうゆう時のキスに百合は少し戸惑いを見せる。
旦那に罪悪感でも感じてるのか?
……でも、俺以外の事なんて考えさせてあげないよ。
「百合?
焦らすなよ。
我慢できない……。」
枢が百合の耳元で甘く囁く。
「抱くよ?」
頬を染めた百合に口づけをする。
「……ダメ。」
「無理、とまらない。
百合がほしい……」
百合の言葉はいつも否定をするのに、顔と身体で俺を煽る。
瞳を濡らし、頬を染めて、甘すぎる声を張り上げ、俺に甘えてくる。
そんな百合が可愛くて仕方ない。