キミの声を聞かせて
修学旅行
「海だー!」
「わぁ〜綺麗...」
修学旅行で沖縄に来た私たち。今日は海で遊ぶことになっていた。
「見て結衣。砂サラッサラ」
「ホントだね。持って帰りたいくらい」
「砂のおみやげあったよね?あとで買っていこ」
「うん!」
白い砂浜に青い海。写真で見たことはあったが、実際に見ると更に綺麗に感じた。
「早く泳ご!」
「うん!」
私たちは海に入り水遊びをしたり、バナナボートに乗ったりした。
「しょっぱい!」
「飲んだの!?」
「あははっ。口にちょっと入っただけ」
「もうー。私ちょっと疲れたから休んでくるね」
「はーい」
そして私は砂浜に座る。天気が良く、陽が照りつける。こんな日にこんな綺麗な場所でのんびり出来ることが幸せだった。
学校に行けば先生を見ることは出来る。しかし先生と最後に話したのはホワイトデーの日。話したいけど話したくない。近づきたいけど近づいてはいけない。色んな感情が入り混じっていた。
先生は少し離れた場所で私たちを見ている。
「はぁ...」
楽しい修学旅行。それなのに隣に先生がいない淋しさは消えることがなかった。
「わぁ〜綺麗...」
修学旅行で沖縄に来た私たち。今日は海で遊ぶことになっていた。
「見て結衣。砂サラッサラ」
「ホントだね。持って帰りたいくらい」
「砂のおみやげあったよね?あとで買っていこ」
「うん!」
白い砂浜に青い海。写真で見たことはあったが、実際に見ると更に綺麗に感じた。
「早く泳ご!」
「うん!」
私たちは海に入り水遊びをしたり、バナナボートに乗ったりした。
「しょっぱい!」
「飲んだの!?」
「あははっ。口にちょっと入っただけ」
「もうー。私ちょっと疲れたから休んでくるね」
「はーい」
そして私は砂浜に座る。天気が良く、陽が照りつける。こんな日にこんな綺麗な場所でのんびり出来ることが幸せだった。
学校に行けば先生を見ることは出来る。しかし先生と最後に話したのはホワイトデーの日。話したいけど話したくない。近づきたいけど近づいてはいけない。色んな感情が入り混じっていた。
先生は少し離れた場所で私たちを見ている。
「はぁ...」
楽しい修学旅行。それなのに隣に先生がいない淋しさは消えることがなかった。