diary
君と出会ったのは、作られた偶然だった。
互いに惹かれ、恋に落ちた。
君が見合いをすると聞いたとき、僕は君を攫ってしまおうとさえ考えた。
そんな時、僕にも見合いの話が来たね。
2人でいくら悩んでも、若い僕らにはどうすることも出来なくて。
2人共なくなく見合い会場に出向いた。
今でもあの衝撃は忘れない。
どこの誰かもわからない人と見合いをするのだと沈み込んでいた僕の目の前に君が現れた。
君の両親と、僕の両親の企みに僕たちは踊らされていたね。
トントン拍子に話が進み、一度は諦めかけていた君との結婚が現実になった。