潜入恋愛 ~研修社員は副社長!?~
「香純…っ」
名前を呼ぶ声に、更に熱いものが湧き上がってくる。
ぎゅっと彼の首根っこに捕まると背中を抱きしめられ、その温もりが、やはり父のものとは違って、熱くて愛しくて離したくなくなった__。
「尚行さん…」
離さないで…と声にしてしまったらしい。
彼はそのまま私を抱き寄せると横抱きにして立ち上がり、自分の寝室へと連れて行く。
ベッドの上に寝かされると、何度もキスを繰り返してきて、それが耳朶や首筋を往復しながら、手はワンピースのファスナーを下ろし、肩がはだけて、その肩にも彼の唇が這っていった。
こんな形で流されるように抱かれようとしているのに、ちっとも抵抗感とか感じない。
それどころか、もっと彼と深く繋がって幸せに満たされたくて、自分から彼の腕に捕まり、唇を求めそうにもなるから焦った__。
こんな風に、誰かを求めて抱き締めるのは初めてだ。
愛して欲しい…と心の奥底から思い、自分も相手を愛したいと思うのはきっと初。
いつの間に、こんな風に彼のことを深く思うようになったんだろう。
彼が研修に来る前は、文字の上でしか会話をしなかったのに__。
名前を呼ぶ声に、更に熱いものが湧き上がってくる。
ぎゅっと彼の首根っこに捕まると背中を抱きしめられ、その温もりが、やはり父のものとは違って、熱くて愛しくて離したくなくなった__。
「尚行さん…」
離さないで…と声にしてしまったらしい。
彼はそのまま私を抱き寄せると横抱きにして立ち上がり、自分の寝室へと連れて行く。
ベッドの上に寝かされると、何度もキスを繰り返してきて、それが耳朶や首筋を往復しながら、手はワンピースのファスナーを下ろし、肩がはだけて、その肩にも彼の唇が這っていった。
こんな形で流されるように抱かれようとしているのに、ちっとも抵抗感とか感じない。
それどころか、もっと彼と深く繋がって幸せに満たされたくて、自分から彼の腕に捕まり、唇を求めそうにもなるから焦った__。
こんな風に、誰かを求めて抱き締めるのは初めてだ。
愛して欲しい…と心の奥底から思い、自分も相手を愛したいと思うのはきっと初。
いつの間に、こんな風に彼のことを深く思うようになったんだろう。
彼が研修に来る前は、文字の上でしか会話をしなかったのに__。