潜入恋愛 ~研修社員は副社長!?~
「私も一緒に行っていいですか?企画管理部の同僚とも久しぶりに会いたいですし、秘書としては、新しい取引先になりそうな所はチェックをしておきたいですし」
「ああ。いいけど」
頷くとパッと顔を明るくさせ、早速スケジュールの中に入れ込みますね…と返事が戻る。
何故だか急に張り切ってパソコンを操作する武田を見遣り、一体何がそんなに嬉しいんだかと思ってたんだが__。
「あら、この催し…」
カチッとマウスをクリックした武田は、じっとディスプレイを見たまま固まる。
「何だ?」
上座の方から訊ねると、若干険しい表情を見せ__
「この間、副社長が研修に行かれてた企業も参加するみたいですね。確か『ハピネス・マザーズフード』と言いましたよね」
勿論他の取引先も多く参加予定ですが…と加えると、武田はちらっと俺の方に目線を向け、何も言わないまま反応を窺うように見つめてくる。
「それで?」
ポーカーフェイスを装って返事をすれば、武田はクールな雰囲気で、いいえ…と首を横に振った。
「ああ。いいけど」
頷くとパッと顔を明るくさせ、早速スケジュールの中に入れ込みますね…と返事が戻る。
何故だか急に張り切ってパソコンを操作する武田を見遣り、一体何がそんなに嬉しいんだかと思ってたんだが__。
「あら、この催し…」
カチッとマウスをクリックした武田は、じっとディスプレイを見たまま固まる。
「何だ?」
上座の方から訊ねると、若干険しい表情を見せ__
「この間、副社長が研修に行かれてた企業も参加するみたいですね。確か『ハピネス・マザーズフード』と言いましたよね」
勿論他の取引先も多く参加予定ですが…と加えると、武田はちらっと俺の方に目線を向け、何も言わないまま反応を窺うように見つめてくる。
「それで?」
ポーカーフェイスを装って返事をすれば、武田はクールな雰囲気で、いいえ…と首を横に振った。