潜入恋愛 ~研修社員は副社長!?~
それは多分、孤独を口にしても始まらないと思う部分が多いにあって、言ってもキリがないと思うと先に諦めるクセがついてしまい、それが大人になってもまだ続いてる所為だからだろうな…と自己分析した。
(それでも私は、ちゃんと自分の気持ちを彼には話せたし)
それでもう十分だと思うと胸の内が熱くなってくる。
尚行さんは先はブレないと私には言ってくれたし、その言葉を信じて、私は彼とこのまま付き合っていけばいいんだ……。
大丈夫…と気を取り直してからトイレを出た。
ブースへ戻る途中で智司とは目が合い、彼の方からペコリと頭を下げられた。
(お幸せに)
そう思いながら礼を返してブースへ着くと、そのまま終了時間まで商品の説明を続け、終わって直ぐに、尚行さんのスマホにメッセージを送った。
『今済んだよ』
文字を送信すると返事が入り、『お疲れ様』と労われる。
『迎えに行こうか?』
疲れてるだろ…と心配する相手に『ううん』と文字を送り返し、『私がそっちへ行くね』と返事を打った。
(それでも私は、ちゃんと自分の気持ちを彼には話せたし)
それでもう十分だと思うと胸の内が熱くなってくる。
尚行さんは先はブレないと私には言ってくれたし、その言葉を信じて、私は彼とこのまま付き合っていけばいいんだ……。
大丈夫…と気を取り直してからトイレを出た。
ブースへ戻る途中で智司とは目が合い、彼の方からペコリと頭を下げられた。
(お幸せに)
そう思いながら礼を返してブースへ着くと、そのまま終了時間まで商品の説明を続け、終わって直ぐに、尚行さんのスマホにメッセージを送った。
『今済んだよ』
文字を送信すると返事が入り、『お疲れ様』と労われる。
『迎えに行こうか?』
疲れてるだろ…と心配する相手に『ううん』と文字を送り返し、『私がそっちへ行くね』と返事を打った。