潜入恋愛 ~研修社員は副社長!?~
「だったらそれで構いませんよね。今日からは俺と付き合う。そうしましょう」
「し、しましょうって…」
そんな強引な…と言っても後は聞き入れてもらえず、そのままデザートを食べ終えると店を出ることになった。
「越智様、いつもご来店、有難うございます」
ギャルソンは丁寧な対応でお礼を言うと店の外まで見送りに来た。
彼はそんな相手に、もういいよ…と声を返し、私の腕を取ると歩き始めて、この後、如何しましょうか?と訊ねてくる。
「今夜はもうお酒は飲まない方がいいですよね?」
昨日が昨日だけに…と言われ、カッと顔が熱くなってしまったが。
「今夜は…」
本当はむしろ完全に酔っ払ってしまい、全てを夢だった…と思いたい様な気分もしているけど。
「今夜はすみませんが、これで帰ります。明日も仕事が待っているし、今朝みたいに遅刻ギリギリというわけにもいかないので」
失礼します…と頭を下げると踵を返す。
そのままダッシュしようとする私の腕を後ろから握った相手に引き止められ、ビクッとしつつも振り向き、何ですか?と問いかけようとしたら__。
「し、しましょうって…」
そんな強引な…と言っても後は聞き入れてもらえず、そのままデザートを食べ終えると店を出ることになった。
「越智様、いつもご来店、有難うございます」
ギャルソンは丁寧な対応でお礼を言うと店の外まで見送りに来た。
彼はそんな相手に、もういいよ…と声を返し、私の腕を取ると歩き始めて、この後、如何しましょうか?と訊ねてくる。
「今夜はもうお酒は飲まない方がいいですよね?」
昨日が昨日だけに…と言われ、カッと顔が熱くなってしまったが。
「今夜は…」
本当はむしろ完全に酔っ払ってしまい、全てを夢だった…と思いたい様な気分もしているけど。
「今夜はすみませんが、これで帰ります。明日も仕事が待っているし、今朝みたいに遅刻ギリギリというわけにもいかないので」
失礼します…と頭を下げると踵を返す。
そのままダッシュしようとする私の腕を後ろから握った相手に引き止められ、ビクッとしつつも振り向き、何ですか?と問いかけようとしたら__。