潜入恋愛 ~研修社員は副社長!?~
「…お前、何が目的で今更研修なんかに行ってるんだ。もうそんな事をしている余裕もないんじゃないのか?」
いい加減にして本来の仕事に戻れ、と言う兄貴に肩を竦め、たった二週間程度じゃないか…と反論。
「それに俺は仕事が滞らないよう、ちゃんと前準備はしてやってるよ。それを活用出来ない連中が勝手にオタオタしているだけだろ」
活用してやればいいだけの事だ…と突き離すと、兄貴は大きな溜息を吐き出した。
「誰もがお前と同じ様に仕事ができる訳じゃないんだぞ。それに、たまにはやはりオフィスに顔を出すのも大事だ」
「顔なら出してるよ。スカイプだけど」
「でも、それじゃ伝わらないから俺の方に部長が泣きついてくるんだろ。せめてその研修が終わった後にでも、オフィスへ顔を覗かせばいいんじゃないのか?」
「研修後はちょっと用事があるんだ」
「何だ、女と約束でもしてるのか?」
呆れた感じで問われ、俺はその質問をスルーしつつも、まあ…と小声を漏らす。
「え?本当か?研修に行ってるだけじゃなくて、女とも付き合ってんのか?呆れた野郎だな」
いい加減にして本来の仕事に戻れ、と言う兄貴に肩を竦め、たった二週間程度じゃないか…と反論。
「それに俺は仕事が滞らないよう、ちゃんと前準備はしてやってるよ。それを活用出来ない連中が勝手にオタオタしているだけだろ」
活用してやればいいだけの事だ…と突き離すと、兄貴は大きな溜息を吐き出した。
「誰もがお前と同じ様に仕事ができる訳じゃないんだぞ。それに、たまにはやはりオフィスに顔を出すのも大事だ」
「顔なら出してるよ。スカイプだけど」
「でも、それじゃ伝わらないから俺の方に部長が泣きついてくるんだろ。せめてその研修が終わった後にでも、オフィスへ顔を覗かせばいいんじゃないのか?」
「研修後はちょっと用事があるんだ」
「何だ、女と約束でもしてるのか?」
呆れた感じで問われ、俺はその質問をスルーしつつも、まあ…と小声を漏らす。
「え?本当か?研修に行ってるだけじゃなくて、女とも付き合ってんのか?呆れた野郎だな」