命令恋愛
お小遣いアップなんて、夢のまた夢だ。


「優奈、お風呂掃除お願い!」


一階から母親の声が聞こえてきて、あたしは仕方なくスマホをテーブルに置いた。


これでまたプレイ時間が削られた。


「はぁい」


あたしは気だるく返事をして、部屋を出たのだった。
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