命令恋愛
☆☆☆
2度目の援助交際も、1度目と大して変わらなかった。
おじさんとホテルに入って、1時間ほど我慢する。
そうすれば、おじさんは数万円をあたしにくれた。
すこしの我慢でこれだけの大金が手に入るのだから、援助交際で怒られる理由がわからなかった。
ホテルから出ると、もうあたしとおじさんは赤の他人だ。
別々の道を歩き出して振り向く事もない。
けれどあたしの財布には、また6万円が入っている。
「あ、優奈お疲れ~」
ゲーセンの前まで戻って来ると、チヒロが待っていた。
「お疲れチヒロ」
「あのおじさんどうだった? 沢山くれた?」
2度目の援助交際も、1度目と大して変わらなかった。
おじさんとホテルに入って、1時間ほど我慢する。
そうすれば、おじさんは数万円をあたしにくれた。
すこしの我慢でこれだけの大金が手に入るのだから、援助交際で怒られる理由がわからなかった。
ホテルから出ると、もうあたしとおじさんは赤の他人だ。
別々の道を歩き出して振り向く事もない。
けれどあたしの財布には、また6万円が入っている。
「あ、優奈お疲れ~」
ゲーセンの前まで戻って来ると、チヒロが待っていた。
「お疲れチヒロ」
「あのおじさんどうだった? 沢山くれた?」