S'5s☆



いつだって彼は意地悪、ドSで彼中心に世界は回ってる。



私はその隣でずっとずっと一緒にいたい。



1秒の告白も、3秒の告白も
とってもとっても緊張したから私にはわかる。



彼の5秒のプロポーズはきっと、彼の中で大きな一歩。



あたしとの未来のための。



これから先、伝え合うのが苦手なあたしたちだから。



秒数なんて囚われず、気持ちを伝えられる日が来たらいいな。












「泣き止んだなら帰るぞ」

「うん」

「俺らの家に」

「うん…え?」

「許可はもらってる、お前の帰るとこは俺んとこだし」

「…うん‼︎」




やっぱり彼が大好きです。

end
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