はずむ恋~見つめて、触れて、ときめく~
私の姿に気付いた玲司さんか、右手をあげる。私はときめいた胸に手を当ててから、小さく手を振った。
今日は二回も会えるなんて、ラッキーだ。
「お疲れ様です。今日はもう帰っていたんですね」
「藍果もお疲れ様。たまには早くに帰るよ」
「ありがとうございます」
玲司さんはサッと私のバッグを右手で持ち、左手は私の右手を握った。スマートな行動にまたときめいて、握られた手の温もりに口元が緩む。
「来てくれて、ありがとう。疲れているかなと思ったけど、会いたかったから嬉しい」
「私も嬉しいです」
素直に気持ちを伝えるとエレベーターの中で、繋いでいた手を離して、肩を抱かれる。より縮まる距離により嬉しくなる。
もしかして、今日も……と玲司さんに絶対知られたくなる妄想が脳内に浮かんできて、私は頬を赤らめた。
「あれ? 顔赤いね。大丈夫?」
気付かれたのは顔の赤さ。すぐ赤くなってしまうこの顔をなんとかしたい。方法はないものだろうか。
「今日、少し暑いですよね? 急いで来たから、体が熱くなってしまいました」
「なるほど。急いでくれて、ありがとう」
「あ、はい」
今日は二回も会えるなんて、ラッキーだ。
「お疲れ様です。今日はもう帰っていたんですね」
「藍果もお疲れ様。たまには早くに帰るよ」
「ありがとうございます」
玲司さんはサッと私のバッグを右手で持ち、左手は私の右手を握った。スマートな行動にまたときめいて、握られた手の温もりに口元が緩む。
「来てくれて、ありがとう。疲れているかなと思ったけど、会いたかったから嬉しい」
「私も嬉しいです」
素直に気持ちを伝えるとエレベーターの中で、繋いでいた手を離して、肩を抱かれる。より縮まる距離により嬉しくなる。
もしかして、今日も……と玲司さんに絶対知られたくなる妄想が脳内に浮かんできて、私は頬を赤らめた。
「あれ? 顔赤いね。大丈夫?」
気付かれたのは顔の赤さ。すぐ赤くなってしまうこの顔をなんとかしたい。方法はないものだろうか。
「今日、少し暑いですよね? 急いで来たから、体が熱くなってしまいました」
「なるほど。急いでくれて、ありがとう」
「あ、はい」